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愛犬に安全な食事を与えたい、もしくは何か誤って食べてしまったのではないかと不安を抱えている飼い主さんは多いのではないでしょうか?
トリマーとして5年以上、数えきれないほどのワンちゃんたちと関わってきましたが、「この食材、与えても大丈夫?」「うっかり食べてしまったらどうしよう…」といった飼い主さんの心配の声は常に耳にします。
実際、トリミング中に飼い主さんとお話していると、「おやつにチョコレートを少しだけあげてる」という方も。
ワンちゃんの喜ぶ顔を見ると、ついつい甘やかしたくなる気持ちも分かりますが、犬にとって危険な食べ物は意外と多く、少量でも命に関わるものもあるんです。
この記事では、現役トリマーの私が 長年の経験と知識に基づき、犬が食べてはいけないもの、注意すべきものをリストアップ。
さらに、具体的な症状や対処法、そして トリミングサロンでの実例も交えながら、 食べてしまわないための予防策まで詳しく解説します。
【絶対にNG】犬が食べてはいけないもの
犬に与えると、重篤な症状を引き起こしたり、命に関わる危険性のある食べ物をまとめました。少量でも絶対に与えないでください。
食材 | 起こること | 主な症状 |
---|---|---|
玉ねぎ・ネギ類 | 溶血性貧血 | 嘔吐、下痢、元気消失、呼吸困難 |
ぶどう・レーズン | 急性腎不全 | 嘔吐、下痢、元気消失、乏尿 |
チョコレート | 神経・循環器症状、腎臓への負担 | 嘔吐、下痢、震え、興奮、麻痺 |
キシリトール | 低血糖、急性肝不全 | 嘔吐、下痢、ふらつき、痙攣 |
アルコール | アルコール中毒 | 嘔吐、下痢、ふらつき、意識障害 |
玉ねぎ・ネギ類
玉ねぎやネギ類に含まれるアリルプロピルジスルフィドは、犬の赤血球を破壊し、溶血性貧血を引き起こします。
以前、私が担当したミニチュア・ダックスフンドが、飼い主さんの留守中に大量の玉ねぎを食べてしまい、緊急搬送されたケースがありました。幸い早期発見で一命を取り留めましたが、輸血が必要なほど危険な状態でした。
- 初期:嘔吐、下痢、元気消失、食欲不振、よだれ、尿の色が濃くなる
- 貧血症状:粘膜が白っぽくなる、呼吸困難、血尿、黄疸、心拍数の増加、ぐったりする
- 誤飲した場合は、すぐに動物病院へ。食べた量と種類、時間、症状を獣医師に詳細に伝えましょう。血液検査や輸血が必要になるケースもあります。
ぶどう・レーズン
ぶどうやレーズンは、犬にとって急性腎不全を引き起こす危険性があります。
過去に、トリミングに来ていたラブラドール・レトリバーが、干しぶどうを食べてしまい、腎不全になってしまったケースがありました。飼い主さんは干しぶどうもぶどうと同じくらい危険ということを知らなかったそうです。
- 嘔吐、下痢、脱水症状、食欲不振、乏尿(尿量が少ない)、腎不全の症状(多飲多尿、食欲不振、嘔吐など)、脱水症状
- ぶどうやレーズンを食べたことがわかったら、時間経過に関わらず、すぐに動物病院へ連絡し、指示を仰ぎましょう。早期に適切な処置を受けることが重要です。
チョコレート
チョコレートに含まれるテオブロミンは、犬にとって中毒を引き起こす物質です。
バレンタインデーやハロウィンなど、チョコレートが身近にある時期には、誤飲の相談が増えます。
「少しだけなら…」と安易に考えている飼い主さんもいますが、犬種や個体差、チョコレートの種類によっては、少量でも命に関わる危険性があることを理解しておきましょう。
- 軽度:嘔吐、下痢、多飲多尿、興奮、落ち着きがない、震え
- 中等度:興奮、震え、不整脈、発熱、頻脈、呼吸が速くなる
- 重度:痙攣、昏睡、呼吸困難、心不全、最悪の場合は死に至る
- 食べたチョコレートの種類(ミルク、ビター、ホワイトなど)と摂取量、愛犬の体重を獣医師に伝え、指示を仰ぎましょう。摂取量が少ない場合は、様子を見るように指示されることもありますが、少しでも異常があればすぐに病院へ連れて行きましょう。
キシリトール
キシリトールは、人間用のガムや歯磨き粉、キャンディー、砂糖不使用のお菓子などに含まれる人工甘味料です。
最近では、キシリトール入りのガムを噛んでいた飼い主さんが、そのガムを愛犬が拾い食いしてしまい、中毒症状を起こしたというケースも増えています。犬は好奇心旺盛なので、飼い主さんの持ち物にも興味津々。 常に気を配る必要があります。
- 低血糖:嘔吐、下痢、ふらつき、痙攣、虚脱、意識障害、歩行困難、元気がなくなる、食欲不振、震え
- 肝不全:黄疸、腹水、肝性脳症、血液凝固異常、肝酵素の上昇
- 摂取後2時間以内であれば、動物病院で吐き出させる処置が有効な場合もあります。その後も低血糖や肝臓の数値をモニタリングする必要があるため、必ず動物病院へ連絡し、指示に従いましょう。
【注意が必要】犬が食べないように注意するもの
少量であれば問題ない場合もありますが、多量に摂取したり、体質によっては中毒症状やアレルギー反応を引き起こす可能性のある食べ物をまとめました。与える際は注意が必要です。
食材 | 起こること | 主な症状 |
---|---|---|
野菜・果物の種 | 青酸中毒、消化不良 | 嘔吐、下痢、痙攣、呼吸困難 |
柑橘類の皮 | 中毒、消化不良 | 嘔吐、下痢、皮膚炎、光線過敏症 |
じゃがいもの芽・ナス・トマトのヘタ | 中毒 | 嘔吐、下痢、震え、神経症状、呼吸困難 |
未熟なプルーン | 青酸中毒、高カリウム血症 | 嘔吐、下痢、痙攣、呼吸困難 |
アボカド | 中毒、膵炎のリスク | 嘔吐、下痢、呼吸困難 |
コーヒー・紅茶(カフェイン) | カフェイン中毒 | 嘔吐、下痢、興奮、尿失禁、不整脈 |
香辛料(唐辛子・わさびなど) | 胃腸障害 | 下痢、腹痛 |
アボカド
アボカドに含まれるペルシンは、犬にとって有害です。
アボカドを食べてはいけないと知らない飼い主さんもまだまだ多く、注意が必要です。
特に、アボカドの皮や種はペルシン含有量が高いため、絶対に与えないようにしましょう。
- 嘔吐、下痢、呼吸困難、腹部膨満、便秘、膵炎の悪化、呼吸が速くなる、咳をする
- 少量であれば、様子を見ても大丈夫な場合もありますが、大量に摂取した場合は、すぐに動物病院へ。
柑橘類の皮
柑橘類の皮には、リモネンやソラレンといった犬にとって有害な成分が含まれています。また、農薬やワックスが付着している可能性も犬の健康に悪影響を与える可能性があります。
みかん、オレンジ、グレープフルーツ、レモンなど、柑橘類全般の皮に注意が必要です。皮だけでなく、白い筋やワタも消化が悪いので、与えない方が良いでしょう。
- 嘔吐、下痢、皮膚炎、光線過敏症、神経症状(大量摂取時)
- 少量であれば様子を見ても良い場合もありますが、嘔吐や下痢が続く場合は動物病院へ。
じゃがいもの芽・ナス・トマトのヘタ
じゃがいもの芽や、ナス、トマトのヘタには、ソラニンやチャコニンなどのグリコアルカロイドと呼ばれる有毒成分が含まれています。これらの成分は、犬の神経系や消化器系に悪影響を及ぼします。加熱しても毒性は残ります。
芽が出てしまったじゃがいもをうっかり調理してしまい、それを愛犬に与えてしまったという飼い主さんもいました。幸い軽症で済みましたが、飼い主さんはとても反省していました。
- 嘔吐、下痢、神経症状(ふらつき、痙攣など)、呼吸困難
- 中毒症状が現れたら、すぐに動物病院へ。
コーヒー・紅茶(カフェイン)
コーヒーや紅茶、緑茶などに含まれるカフェインは、犬の中枢神経系を刺激し、カフェイン中毒を引き起こす可能性があります。
カフェイン中毒は重症化すると死に至るケースもあるため、注意が必要です。コーヒーや紅茶だけでなく、緑茶、ウーロン茶、コーラ、エナジードリンクなど、カフェインを含む飲み物全般も避けて下さい。カフェインを含む飲み物を誤って飲ませてしまった場合は、すぐに動物病院へ連絡しましょう。
- 嘔吐、下痢、興奮、多動、尿失禁、不整脈、呼吸困難、痙攣
- カフェインを摂取したら、すぐに動物病院へ連絡し、指示を仰ぎましょう。
【与え過ぎはNG】多量に犬が食べてはいけないもの
多量摂取NGな食べ物一覧
少量であれば問題ない場合が多いですが、大量に摂取すると中毒症状や消化不良などを引き起こす可能性のある食べ物をまとめました。与える量には注意しましょう。
食材 | 起こること | 主な症状 |
---|---|---|
いちじく | 中毒、アレルギー | 嘔吐、下痢、口内炎、皮膚炎 |
マカダミアナッツ | 中毒 | 嘔吐、震え、高熱、運動失調 |
ぎんなん | 中毒 | 嘔吐、下痢、痙攣、呼吸困難 |
ぎんなん
ぎんなんは、少量であれば犬の薬膳に使用されることもある食材ですが、メチルピリドキシンという神経毒を含んでおり、多量に摂取するとビタミンB6の働きを阻害し、ビタミンB6欠乏症を引き起こす可能性があります。
痙攣や呼吸困難などの症状が現れ、最悪の場合は死に至る危険性も。秋の散歩道には、ぎんなんが落ちていることも多いので、愛犬が口にしないよう、十分に注意しましょう。
ぎんなんの種だけでなく、殻にも注意が必要です。殻には皮膚炎を引き起こす成分が含まれているため、犬が触れたり舐めたりしないようにしましょう。また、加熱しても毒性は消えないため、調理したぎんなんも与えないでください。
- 嘔吐、下痢、食欲不振、元気消失、痙攣、呼吸困難、蹌踉(よろめく)、麻痺
- 誤飲が疑われる場合は、すぐに動物病院へ連絡し、獣医師の指示に従ってください。
マカダミアナッツ
マカダミアナッツは、犬にとって中毒症状を引き起こす危険性のある食べ物です。
原因物質は特定されていませんが、少量でも嘔吐や震え、高熱などの症状が現れることがあります。
マカダミアナッツは、クッキーやチョコレート、パンケーキなど、様々な食品に含まれている場合があるため、原材料表示をよく確認しましょう。特に、人間用の焼き菓子には注意が必要です。
- 嘔吐、下痢、虚脱、震え、発熱、関節の痛み、ふらつき、運動失調、食欲不振
- 誤飲した場合は、すぐに動物病院へ連絡し、獣医師の指示に従いましょう。
【与え方に注意】犬に食べさせるときに加熱調理や注意が必要なもの
犬は多くのものを食べることができますが、与え方に注意すべき食べ物も多くあります。
加熱調理や注意が必要な食べ物一覧表
生で与えると食中毒や消化不良などを引き起こす可能性のある食べ物をまとめました。必ず加熱してから与えましょう。
犬に与える際に、加熱調理が必要な食材、または注意が必要な食材をまとめました。生で与えると食中毒や消化不良、栄養欠乏などを引き起こす可能性があります。
食材 | 調理方法・注意点 | 起こること | 主な症状 |
---|---|---|---|
生肉(特に鶏肉・豚肉) | 必ず加熱調理 | 食中毒 | 嘔吐、下痢、発熱 |
生魚(刺身以外) | 刺身以外は必ず加熱調理 | ビタミンB1欠乏症、寄生虫 | 顔・口・舌の腫れ、嘔吐、下痢 |
生卵の白身 | 卵黄と一緒に与えるか、加熱調理 | ビオチン欠乏症 | 脱毛、フケ |
生の豆 | 必ず加熱調理 | 膵臓障害 | 嘔吐、下痢 |
レバー | 加熱調理。少量を週1~2回まで。 | ビタミンA過剰症 | 食欲不振、吐き気、関節異常 |
牛乳 | 水で薄めるか、加熱する。子犬・お腹の弱い犬は避ける。 | 乳糖不耐症 | 下痢、腹痛 |
イカ・タコ | 加熱調理。細かく刻む。 | ビタミンB1欠乏症、消化不良 | 食欲不振、運動障害、嘔吐、下痢 |
エビ・カニ | 加熱調理。細かく刻む。甲殻類アレルギーに注意。 | ビタミンB1欠乏症、アレルギー | 嘔吐、下痢、皮膚炎 |
ホタテ | 新鮮な刺身以外は加熱調理。内臓は与えない。細かく刻む。 | ビタミンB1欠乏症、中毒 | 嘔吐、下痢、ふらつき、震え |
肉・魚の骨 | 圧力鍋で柔らかくするか、細かく砕く。与えすぎに注意。 | 消化管損傷、食道・腸閉塞 | 嘔吐、下痢、血便、便秘 |
生野菜(もやし、ほうれん草など) | 必ず加熱調理 | 食中毒、消化不良、尿路結石 |
生肉(特に鶏肉・豚肉)
生肉、特に鶏肉や豚肉は、サルモネラ菌やカンピロバクターなどの食中毒菌、寄生虫(トキソプラズマ、E型肝炎ウイルスなど)に汚染されている可能性があります。
「生肉は犬の本能的な食事だから…」という理由で、生肉を与えている飼い主さんもいますが、食中毒のリスクを理解した上で与えているのか、少し心配になります。
必ず加熱してから与えましょう。
- 嘔吐、下痢、発熱、腹痛、脱水症状、食欲不振、倦怠感、血便
- 加熱していない肉を食べた後、下痢や嘔吐が続く場合は、動物病院へ連れて行きましょう。脱水症状がひどい場合は、輸液が必要になることもあります。
牛乳
乳糖を分解する酵素が少ないため、下痢を起こしやすい。
子犬やお腹の弱い犬には与えないようにしましょう。
下痢の原因となる乳糖を含む。
- 子犬やお腹が弱い犬に与える場合は、ごく少量にするか、与えない方が良いでしょう。代わりに、乳糖を含まない犬用のミルクや、無糖ヨーグルトを少量与えることを検討してみてください。
生の卵白
アビジンという成分がビオチンの吸収を阻害し、ビオチン欠乏症を引き起こす可能性があります。 ビオチンは皮膚や被毛の健康維持に不可欠な栄養素です。
皮膚トラブルを抱えているワンちゃんの飼い主さんは、特に注意が必要です。生で与える場合は卵黄も一緒に与えましょう。加熱すればアビジンは不活性化します。
アビジンがビオチンの吸収を阻害する。
- 卵黄と一緒に与えるか、加熱調理しましょう。
生の豆
レクチンやトリプシンインヒビターなどの成分が、消化不良や中毒を起こす可能性があります。また、生の豆は消化が悪く、嘔吐や下痢、鼓腸などを引き起こす可能性も。
特に、腎臓病のワンちゃんは、豆類の摂取を控える必要があるため、注意が必要です。必ず加熱してから与えましょう。
レクチンやトリプシンインヒビターが消化不良を起こす。消化も悪い。
- 必ず加熱調理する。大豆、インゲン豆、エンドウ豆など、様々な豆に注意が必要です。
レバー
ビタミンAやリンが豊富ですが、過剰摂取はビタミンA過剰症やリン中毒を引き起こす可能性があります。ビタミンA過剰症は、骨の変形や関節の痛み、食欲不振などを引き起こし、リン中毒は、腎臓への負担を増大させます。
特に、成長期の子犬や、腎臓病を患っているワンちゃんは注意が必要です。 レバーを与える場合は、少量を週に1~2回程度に留め、他の食材とのバランスを考えましょう。
ビタミンA、リンを多く含む。
- 与えすぎに注意。少量を週1~2回程度にする。鶏レバー、豚レバー、牛レバー、いずれも過剰摂取は禁物です。
香辛料
唐辛子、わさび、こしょう、シナモンなどの香辛料は、犬の胃腸に刺激を与え、炎症を起こしたり、消化不良を引き起こしたりする可能性があります。特に唐辛子は、嘔吐や下痢を引き起こすカプサイシンを含んでいます。わさびも刺激が強いため注意が必要です。
香辛料は犬の嗅覚を麻痺させる可能性もあり、食欲不振に繋がることも。人間の食べ物は、香辛料を多く使用しているため、安易に与えないようにしましょう。基本的に犬には香辛料を与えないようにしましょう。
胃腸への刺激が強い。嗅覚を麻痺させる可能性もある。
- できるだけ与えない。人間の食べ物に含まれている場合も注意が必要です。
犬が食べてはいけないものを食べてしまったら…
愛犬が食べてはいけないものを食べてしまったら、落ち着いて以下の手順で対処しましょう。
まだ口の中に残っている場合は、指などで取り除きましょう。無理強いはせず、安全に配慮して行なってください。
食べたものと量、食べた時の状態(加熱の有無など)を確認します。可能であれば、パッケージや写真などを残しておきましょう。摂取した時間が特定できれば、獣医師の判断材料になります。
食べたものと愛犬の状態を獣医師に伝え、指示を仰ぎましょう。食べたものが少量で、愛犬に異常が見られない場合でも、念のため連絡することをおすすめします。獣医師に相談することで、落ち着いて対処できるはずです。
獣医師の指示に従い、必要であれば動物病院へ連れて行きましょう。決して自己判断で吐かせようとしないでください。誤った方法で吐かせようとすると、愛犬の体に負担がかかり、症状が悪化することもあります。獣医師の指示を仰ぎ、適切な処置を受けさせてあげましょう。
犬が食べてはいけないものを食べさせないための予防策
手の届くところに置かない
犬が触れる場所に、食べてはいけないものを置かないようにしましょう。テーブルの上や、低い棚、床に置いたカバンの中なども注意が必要です。人間の食べ物は、犬にとって魅力的な匂いがするため、油断するとすぐに食べられてしまう可能性があります。
トリミングサロンでも、休憩中にお菓子などを食べていると、ワンちゃんたちが興味津々で近寄ってくることがあります。
犬が触れる場所に、食べてはいけないものを置かないようにしよう。
ゴミ箱対策
犬が開けられないようなゴミ箱にする、蓋つきのゴミ箱を使用する、ゴミ箱自体を犬が届かない場所に置くなど工夫しましょう。ゴミ箱の中には、犬にとって危険なものがたくさん入っている可能性があります。生ゴミはもちろん、食品のパッケージや、使用済みのラップなども危険です。
犬が開けられないようなゴミ箱にする、蓋つきのゴミ箱を使用する、
拾い食い対策
散歩中の拾い食いは、中毒や感染症のリスクを高めます。「待て」「 leave it」などのコマンドを教え、拾い食いをさせないようにしましょう。トリミングサロンでも、拾い食いをしないように日頃からトレーニングしているワンちゃんが多いです。散歩中は、犬が何かを口にしないよう、常に注意を払いましょう。
地面に落ちているものだけでなく、植え込みの中なども注意しよう。
家族や来客にも周知
犬が食べてはいけないものを知っておくことは、飼い主だけでなく、家族や来客にとっても重要です。しっかりと共有しておきましょう。特に、小さなお子さんや、犬を飼ったことがない方に、犬に人間の食べ物を安易に与えないように注意喚起することが大切です。「犬は人間の食べ物を食べてはいけない」ということを、周りの人に理解してもらうことが大切です。
「犬は人間の食べ物を食べてはいけない」ということを、周りの人に理解してもらおう。
まとめ|正しい知識で愛犬を守ろう!
犬が食べてはいけないものを理解することは、愛犬の健康を守る上で非常に重要です。
この記事を参考に、愛犬に安全な食生活を提供してあげてください。
少しでも疑問に思うことがあれば、獣医師やトリマーに相談しましょう。